フォトフェイシャル
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を肌に照射することで、様々な肌トラブルを改善する美容治療です。
フォトフェイシャルで使用される光は、レーザーと異なり様々な波長の光を含んでいるため、フィルターの種類を変えることによって、メラニンを含む色素斑の治療や赤みを帯びた部位の改善、さらには長波長フィルターを使用すると真皮深層へのRF照射によって毛孔開大などの皮膚トラブルを改善することができます。
色素斑の中では、雀卵斑(そばかす)に最も効果が高いとされており、顔面全体に散在するそばかすを一度の照射で治療することができます。日光黒子などのシミと比較して、雀卵斑は小型の病変が多数存在することが多く、ひとつひとつをQスイッチYAGレーザー等でスポット治療を行うと治療時間も長く、費用も高額となってしまいます。そのようなケースにはフォトフェイシャルを用いることで非常に効率よく治療することができます。フォトフェイシャルによって取れる色素斑は、照射直後に輪郭がくっきりとして色調が濃くなります。刺激を避けてやさしく洗顔を繰り返すと1週間程度で自然に薄い痂皮が脱落して色素斑もなくなりますので、その間は擦るなどの刺激を避けて安静にするようにしてください。
当院では、画一的な照射方法やマニュアル通りの流れ作業ではなく、患者様一人一人の肌の状態をみてコミュニケーションを取りながら、お悩みの状態を改善するべく最大限の治療を行っています。
当院のフォトフェイシャル治療には、ルミナス社のM22という機器を使用しています。
1
診察
医師による診察を行います。フォトフェイシャルによる治療が適切かどうかについて判断し、治療方法や可能性のある合併症等について説明します。
2
カウンセリング
治療の流れや治療費用などについてくわしく説明します。
その他、お悩みや心配なことがある場合にはご相談ください。
予約の際にあらかじめ当日の治療時間を確保している場合には当日の治療が可能ですが、治療時間が確保できない場合や、他の治療方法が適当と判断された場合には、後日の治療予約を取得していただく場合があります。
3
写真撮影
治療前・治療中の状態を記録するための写真撮影を行います。
4
フォトフェイシャル照射
清拭を行い、ジェルを塗布してフォトフェイシャルによる治療を行います。
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アフターケア
患部を清拭します。メイクをしてお帰りいただけます。当日からシャワー洗浄は可能ですが、熱い浴槽やサウナ、激しい運動は2~3日控えるようにしてください。
発赤が2~3日程度続くことがあります。発赤がなかなか改善しない、痛みや痒みの症状が続くなどの場合はお気軽にご相談ください。
初診の方はお客様データとして1回目の施術はマイルドに照射し、過敏に肌が反応しないかチェックいたします。そして肌のデータが取れましたら、2回目以降は少しずつ強めに照射していきます。
1度の治療でも効果は見られますが、複数回の治療を行うことでより高い効果が期待できます。まずは5回ほど試してフォトフェイシャルM22の効果を知っていただきたいと思います。