身体のお悩み|鎌倉駅の形成外科・美容皮膚科なら|かまくらKクリニック形成外科・美容皮膚科

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身体のお悩み

身体のお悩み|鎌倉駅の形成外科・美容皮膚科なら|かまくらKクリニック形成外科・美容皮膚科

身体のお悩み

身体のお悩みは、痩身や多汗症、タトゥー除去など様々なものがあります。それぞれのお悩みに応じた治療法を提供しており、患者様の理想に近づけるようサポートいたします。

痩身・ダイエット

痩身・ダイエットについて

痩身・ダイエットを行う上で最も効果的なのは、食事療法によって摂取カロリーや摂取する栄養源をコントロールすること、また運動療法によって消費カロリーを増やしたり筋肉を鍛えて代謝を活性化することです。

摂取カロリー制限によって老化の進行が抑制され、動物実験では寿命が有意に延長することが示されています。また、肥満はそれ自体が炎症の原因となり、老化を進行させることにつながります。

痩身・ダイエットの治療方法

当院では、痩身・ダイエットに関する以下の治療法を提供しています。

治療法 説明
メソセラピー(脂肪溶解注射) 脂肪細胞を溶解し、体外に排出する注射治療です。部分的に脂肪を減少させる効果があります。
ウルトラセルQプラス(HIFU)

高密度焦点式超音波を使い、皮膚の深部に働きかけて脂肪を減少させ、引き締め効果を得られます。
頬部や頸部を引き締める効果、脂肪を減少させる効果があります。

脂肪吸引 皮膚の小さな切開から、皮下脂肪を機械的に吸引する治療方法です。当院では局所麻酔下に治療可能な範囲の脂肪吸引を行っています。

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注意点

  • 施術後の腫れや痛み: いずれも治療後に腫れや痛みが生じることがあります。治療方法ごとに注意点が異なりますのでご説明いたします。
  • 生活習慣の改善: 痩身治療後も効果を維持するためには、適度な運動と食生活の改善が必要です。

腋窩多汗症(ワキ汗)

腋窩多汗症とは?

腋窩多汗症(えきかたかんしょう)は、腋窩(ワキ)からの発汗が通常よりも多い状態を指します。程度には個人差がありますが、自身の不快感や衣服のシミなどの悩みにつながります。

腋窩多汗症の原因

腋窩多汗症の主な原因は、交感神経の過剰な活動によって汗腺が過剰に刺激されることです。緊張や精神的ストレスがトリガーとなり、通常よりも多くの汗が分泌されます。

特定の原因がないにもかかわらず、手のひらや足の裏、腋窩など局所的に過剰な発汗がみられる状態を原発性多汗症といいます。ストレスや緊張で交感神経が活発になると多量の発汗がみられます。

一方、甲状腺機能亢進症や糖尿病、更年期障害、低血圧など特定の病気や状態によって引き起こされる多汗症は続発性多汗症と呼ばれますが、その場合には原因となる疾患の治療が必要です。

腋窩多汗症の治療方法

腋窩多汗症の治療には、以下のようなものがありますが、当院では、ボトックス注射による治療を行っています。

外用薬
  • 塩化アンモニウム:古くから使用される外用薬で、汗腺を物理的に閉鎖する作用があります。主に手掌、足底に用いられます。
  • 抗コリン薬:発汗に関与する神経伝達物質を阻害することで作用します。エクロックゲル®は2023年に販売開始され専用の塗布具(アプリケーター)が付属しています。
内服薬

抗コリン薬、β遮断薬、抗不安薬などが有効な場合がありますが、多汗症以外の症状を抑えることによる副作用が問題となることがあります。

ミラドライ

マイクロ波を利用して汗腺を破壊し発汗を抑える治療法です。半永久的な効果が期待できます。多汗症のほか、腋臭症の改善も期待できます。(当院では行っておりません。)

ボトックス注射

神経から汗腺へ伝わる信号を遮断して発汗を抑えます。数日後から効果が表れ3~4か月持続します。注射した局所のみに効果を発揮し切れ味の良い治療ですが、注射に伴う痛みがあります。

腋臭症(わきが)と腋窩多汗症の違い

汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類が存在します。
エクリン汗腺は小型で足底以外の全身に分布し、ほぼ無臭のサラサラとした汗を出します。一方、アポクリン汗腺は大型で腋窩や乳輪、会陰部などに分布し、粘稠で臭いのある汗を出します。エクリン汗腺は真皮内に存在しますが、アポクリン汗腺の多くはより深部の皮下組織内に存在しています。
腋臭症(わきが)はアポクリン汗腺からの汗が原因です。
ボトックス注射による治療はエクリン汗腺からの発汗を抑えるのに有効ですが、腋臭症の原因となるアポクリン汗腺からの発汗にはほとんど効きませんので、腋臭症の治療には不向きです。(ただし、多汗が改善することで、いわゆる「汗臭さ」は改善することがあります。)
腋臭症の治療には、ミラドライ(マイクロ波機器)による治療や手術(汗腺剪除術など)が行われます。

腋窩多汗症に対するボトックス治療の実際

ボトックスは注射部位から約1cmの範囲に定着し、3か月程度効果が持続する特性を持ちます。
腋窩多汗症に対するボトックス治療では、皮内のエクリン汗腺を標的として注射を行う必要があるので、1~2㎝間隔で格子状に細かく注射します。

  1. 麻酔クリームを塗布(20~30分)(疼痛が気にならない方は麻酔しない場合もあります)。
  2. ボトックス注射:30Gの細い針を用いて行います。注射にかかる時間は10分程度です。
  3. 多くの場合はほぼ出血しないのでガーゼ等は不要です。
  4. 当日からシャワーは可能ですが、浴槽での入浴は翌日から開始とし、過度の飲酒、サウナなどは当日は避けてください。

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注意点

  • 汗腺の機能: 治療後は、汗腺の機能が徐々に正常に戻りますが、術後の経過をしっかりと観察し、定期的に診察を受けてください。
  • 生活習慣の改善: ストレスや緊張を和らげるための生活習慣の見直しも効果的です。

タトゥー除去

タトゥー除去とは?

タトゥー除去は、過去に入れたタトゥーの色素を除去するための治療です。欧米文化の影響でタトゥー人気が高まる一方で、社会的な影響(温泉の入浴制限、子供の影響など)や、ライフスタイルの変化に伴い、タトゥーを除去したいと考える方が増えています。

タトゥー除去の治療方法

当院では、タトゥー除去に対してレーザー治療、手術治療を提供しています。

治療法 説明
スペクトラレーザー(シミ・タトゥー) QスイッチYAGレーザーを用いて、タトゥーの色素を分解し、体外に排出する治療法です。定期的に数回の治療によって効果が期待できます。塗布麻酔、あるいは注射による麻酔を行います。
手術治療 タトゥーのある部分の組織を切除して縫合する手術治療が可能です。1回の治療で完結することが多い(サイズによっては段階的治療が必要です)ため、早く治療したい場合には有効です。
局所麻酔下に行います。手術による瘢痕(傷あと)は残りますが、形成外科的処置によるなるべく綺麗に治します。

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注意点

  • レーザーは複数回の治療が必要: タトゥーの色素は深く定着していることが多いため、完全に消すには複数回の施術が必要です。
  • 術後のケア: レーザー治療後は皮膚のケアが必要で、紫外線対策や保湿を徹底することが重要です。手術治療後は約1週間で抜糸を行います。詳細な注意点については別途ご説明いたします。